2012年

5月

10日

いたたたた。

代官山Bang on recordingでマイケルの録音を終えて

大量にビールを飲んで帰宅。いやあ、無事に録るべきものが

録り終えられてよかったよかった、と思いながら深夜の自宅。

確か竜巻の次の日のことだ。

 

 

帰宅してMacを開いてメールチェック。

もうこのあたりから記憶は曖昧なのだけど、次に気がついたら

僕はトイレで倒れていた。・・・はー、またやってしまった。

この強制終了しちゃうのはどうにかならないものか。

 

 

 

そう、過去にも何度かあるのです。むしろ自宅で倒れたのは

初めてだった。なんにせよ強制終了するのなら立ってないときに

して欲しいものだ。今回のも含めて顔から着地するのは後にも

痛みが残る。口元から落ちれば口の中が血だらけになるのだけど

今回は斜め右側面部だったようでほお骨と目の上の骨がコブになった。

目の下は試合後のボクサーみたいに黒ずんでまぶたもちょっと腫れて

なんとも情けない。この2日間ですっかり引いてきたけど笑うだけで

顔が引きつるし、どうやら首もむち打ち症の軽い症状みたいだ。

 

 

 

これはいったいどうして起こるんだろう?

今回はいつもと違って意識を取り戻した後が酷かった。

二日酔いみたいな苦しさとは全く違うんだね。なんていうんだろう、

何かの発作みたいな状態。嫌だね。思い出しただけで気分悪い。

 

 

何とか忘れないようにとこうして言葉で描写して書き留めておこうと

思いキーボードを打ち始めたものの、すごく説明しづらい感じだ。

どこがどう、という種類の苦しみではないんだよね。

もうただただ「ヤバい」という感じ。

痛いのか苦しいのか気持ちが悪いのかもわからない。

ただただ「ヤバい」という恐怖感だけが漠然とあって、でもそれ以上の

気分の悪さで床に転がったままうめき声をあげてる状態。

さすがに救急車を呼ぼうかということも考えたけど

ズボンのポケットに入ってるケータイを出すという動作が出来ない。

そういう動きが全くできないくらい発作状態に入ってしまってる。

 

 

仕方ないからその発作的なものがおさまるまでの間(どれくらいだろう?)

大袈裟にも「死にたくない死にたくない死にたくない」と思いながら

右半身を下にしたまま暗いトイレで倒れていた。

僕はトイレに入って電気もつけなかったんだろか?でもトイレに行く前の

記憶がもうない。トイレで倒れたのかも定かじゃないというのに。

 

 

 

 

今これを書いててうっすらと記憶に残ってるような部分に無理矢理に想像で

補足して流れを思い出すと、もしかしたら倒れたのはトイレじゃないのかも

しれない。顔に2カ所コブがあることから推測しても、ひょっとしたら部屋で

倒れて何故か慌ててトイレに行こうとしてトイレでまた倒れたのかも。

 

 

 

とにかく恐怖はトイレで目が覚めてから得体の知れない発作と共に

やってきた。僕はおばあちゃんの事を思い出した。随分と前に僕がまだ

実家にいたある日の朝おばあちゃんがトイレで発作のようなものを起こして

倒れた。

その症状が今まで映画やTVでも見た事がないくらいに苦しそうだった。

今まで耳にしたことのない声を出して苦しみもがいていた。

それは苦しむ声というよりは目の前に立ちふさがる巨大な何かに怯えて

目を見開いて恐れおののいているような声にならない声だった。

その光景が記憶に焼き付いて離れないくらいショッキングなものだった

のだけど、自分で床に転がったまま苦しがってるときにそのことを思い出して

いたんだね。それが恐怖に直結した理由だと自分では思ってるんだけど。

 

 

 

 

とにかくそのときの記憶とよく似た声にならない声を自分で出しながら

うんうんと喘いでいてどれくらい経過したのかな、しばらくしたらやっと

おさまってきた。おさまっていくのが自分でわかった。これは一体何が

治まったんだろう?でも身体が動かないし冷たい床が気持ち良いと感じた。

だからしばらくそのままにしていた。そうしたら痙攣が始まった。

というか震えがきたんだね。体温が低下し過ぎな感じ。

これはよくないなと思い無理に身体を起こそうとして更に目眩と顔面の痛み

に気づく。でもとにかく震えが酷いので這うようにしてベッドまで戻り

毛布を被った。これは正しい処置だったと今でも思う。

 

 

 

毛布にくるまって救急車を呼ぼうかちょっと迷う。

でもさっきのような発作はもうない。あれは堪え難いものだったけど、

今の状態なら様子を見た方がいい気がする。

だって救急病院に運ばれてざっと検査受けて「はい、終わりました」

と言われても夜中の道を歩いてまた帰宅する方が大変そうだもの。

 

 

 

 

毛布の中でガタガタと震えながら誰かにメールをしてみようか考える。

でももう時間は朝の4時だ。まともに生活してる人を起こすわけにも

いかないので散々迷ってあきらめる。

いろんな人の顔を思い浮かべるけどどうしても連絡する気になれない。

というか震えが酷くてまともにケータイも握れない状態だし、思考も

朦朧としてあまり理路整然と考えられないみたい。

それに近しい人々には心配かけるだろうと思って余計にできないよね。

仮にその時に僕から連絡をもらったとしても不安にさせるだけだし、

出来る事といえば「救急車を呼びなさい」と言うことくらいなわけだし。

 

 

 

今までになったことのない症状だったのと発作が苦し過ぎたのと

昔みたおばあちゃんの発作から死を連想してしまったこととで

気の弱い僕は不安になってしまったんだね。

それにしてもなんとも気が小さ過ぎるだろう(呆)

横になったまま何とか寝てしまおうと思うのだけど震えが強過ぎて

とても眠れない。それから情けないけど死を連想しちゃってからというもの

寝たらもう目覚めないんじゃないかと思い始めたら余計に怖くなって

寝てしまう前に誰かに1本でもメールを入れておかないといけないような

気がしてきた。

 

 

 

それで看護士をやってる友人を思いついた。

この人なら職業柄起きてるかもしれない。

あるいは「それはただの急性アルコール中毒だよ」と気軽に明るい返事を

くれるかもしれない。うんそうしよう、と弱気な30代はケータイを手に

メールを書こうとしたが手が震え過ぎてて思うようにメールが打てない。

それに漢字に変換するような余裕も句読点を打つようなゆとりもないことに

そこで初めて気づく。もちろん長文も無理だ。

そこで「倒れちゃって震えが止まらないのだけど何かの症状と似てる?」

という内容のことをシンプルに送ってみた。もちろん非常識な時間帯で

あることを謝ったけれど、謝ったところで非常識な時間帯であることには

変わりない。悪い事しちゃったな。

 

 

 

そしてそのまましばらく震えながらも送ったことに満足して放心している

うちに断続的な眠りがやってきた。次に目覚めたときは約1時間半後だった。

朦朧とした状態はしばらく続いてたけど少しずつ回復してるようにも思えた。

回復するにつれて顔と首の痛みがひどくなってきた。

 

 

 

 

あとは、気になったのは右手の痛み。これはたぶん発作の前なんだけど、

右手が痛いなと思って「ぐー」に強く握りしめようとすると鋭い痛みが走った。

それがトイレで目が覚めるより前の最後の記憶。この痛みは起きてからも

あったのだけど不思議と今はほとんど感じない(少しある)。

何か関係あるのかなー。

 

 

 

人の身体って不思議ですね。

そういえば何度か倒れたうちの一回は1杯目の酒を注文してから

それが出て来るまでの間に起こった。僕はカウンターの椅子から

転げ落ちたらしい。落ちたことを僕は知らない。でもポイントは

そこじゃない。つまりこの出来事によって「アルコールと関係ないのかも」

という大きな「?マーク」が残った。

その時は救急病院に運ばれていろいろと検査してもらったけど結果は

「どこも特に異常はありません」だった。それって心身症?

ただその時と今回は全く違った症状だ。特徴的に。

 

 

 

 

とにかくこうして突然に強制終了してしまうことはしょうがないとしても

立ってる状態の時は勘弁して欲しいな。せめて座ってるときとかね。

僕の入れ物は僕の中身が思ってるほど頑丈ではないみたいなので。

いや、内と外は同一のものなんだということに気づいてもらいたいものだ。

それは連動して共存してるはずだものね。片一方ではあまり成立しない。

 

 

 

こういう弱ってる文章を人前に晒すことができてしまうくらい僕が

普段から健康なことを自分で承知してるから意識的に書き留めてみたけど

もしかしたら世の中の人々はみんなこれくらいのことを日常的に

経験してるのかもしれないなと今思った。それぞれの症状で。

それにもっとつらい状態を耐えてる人も。

なんていうか、個人の苦しみは他人とは比較できないんだけど。

でもこれは想像力を働かせる機会になったのかもしれないとも思う。

僕にとって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ボンバー (金曜日, 11 5月 2012 09:07)

    そんな強制終了キャラを隠し持っていたとは。
    酒で記憶が飛ぶ、は、父が良くやってるけど。
    仏壇のヘリに頭ぶつける流血ショウ。
    便器以外に小便を撒き散らすスプリンクラーショウ。
    なんせ、危険ですねぃ。
    そこここの角に赤ちゃん用の転んでもオッケイクッションをつけたらば?(^^;;
    問題はそこちゃうけどさ。

  • #2

    kei takasugi(タカスギケイ) (金曜日, 11 5月 2012 11:32)

    コメントさんくす。
    そうね、往々にして転ぶと二次災害になるのよね。問題は
    ①いつなるのかわかんないことと
    ②なっても年に1回あるかないかくらいの頻度で
    ③なるときは酒呑んでなくてもなる
    というね。ベッドの上にいる時しかならない、とかだったら
    良いのにねえ。必ず女の子の前でしか倒れない、とか(笑)
    しかし家でなったのは初めてだったなー(-_-;


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