moving on

またひとつ時計の針が動いていろんなことに思いを馳せながらひとりぼんやり。時間は一定方向にしか進まないところに価値がある。だんだんと日がのびて気温も高くなってきて。今年は暑くなっても髪はのばしたままでいたいな。

 

月のはじめに篠田桃紅の引く線を鑑賞しに智美術館へ。この人は画家ではなく書家なので、その線は常に一方向に。塗り直しはなく、音でいうところのアタックとリリースのみ。残響を扱う音楽家はこのリリースの余韻と完全に消え入る静寂のあいだを聴かせたいのですね。それはともかく、ある意味ではどこか音楽的な彼女の描く線を見つめて、それから一風変わった造りの建物のなかをぼんやりと移動して。「移動」も「線」も「アタックとリリース」もすべては時間軸のなかでのこと。


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